思い出すたび
反吐が出るよ(う)な
蓋をしときたい
思い出や
思い出すたび
涙が出るよ(う)な
赦しを乞いたい
思い出は
あなたの脈打つ心臓が
全部
ぜんぶ
憶えて(い)る
それでも脈打つ心臓は
今日も休むことはなく
いのちの水を
運ぶため
明日への道を
走り続ける
── 脳は考えるために、心臓は記憶するためにある。
思い出すたび
反吐が出るよ(う)な
蓋をしときたい
思い出や
思い出すたび
涙が出るよ(う)な
赦しを乞いたい
思い出は
あなたの脈打つ心臓が
全部
ぜんぶ
憶えて(い)る
それでも脈打つ心臓は
今日も休むことはなく
いのちの水を
運ぶため
明日への道を
走り続ける
── 脳は考えるために、心臓は記憶するためにある。