2021-09-11 悪意の街 今日も街では 悪意が渦巻く ぼくがわたしが こんな状況なのは と文句を言って 最終的には 誰かの そして 何かのせいにして 気を紛らわす 悲しい人々の 住んでいる街 いつになったら いつかまた そんな日はもう 二度と来ない 今を変えなければ 二度とこの街からは 抜けられない ── 空っぽの心臓を、散歩させて歩いている。