実態など もたないけれど 形あるものには なんでもなれる ぼくらも同じ 望んだものなら 何にだって なれてしまう ── それが、人の形をしていないとしても。
散らばった手足を 磁石のように くっつけて 拡がった街へ こころを探しに 人気のない路地に 最後のピースを見つけて 元あった場所へ はめ込んでみる 繋がり合った ぼくらの元に きみの街から 手紙が届いた ── きみの感じることも、ぼくの感じたこと。
バラバラに 崩れてしまったものを もう一度 積み直す 元通りには ならないけれど 新しいものが 積み上がるはず ── 何度だって、崩して積み直せる。
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