鉛筆の線は 消しゴムで 消えるけれど 力強い筆跡は 残ってしまう きみの放った こころない言葉を やっぱり違うと 修正しても 聞こえた時点で 見えた時点で 受け取った方には 一生消えることのない 深い傷痕が 残ってしまう ── こころない言葉で、こころの傷…
禁忌の果樹園にひろがる はじまりの果実の成る木 きみのこころは むしって齧り付きたい 衝動に駆られている ひとたび口にすれば もう元には戻れない そこから先は また新たな果実を求めて 彷徨うしか 道はないのだ ── 耳もとで囁く、甘い誘惑。
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