手のひらの上の輝きは 宇宙と繋がった証 ひとひらの鱗が 輝きを受け止めて 薄さを更に 際立たせる 鱗の下の皮膚が透けて 丸見えだ ぼくの後ろに 伸びゆく影にも 綺麗な宇宙の輝きが 静かに瞬いている ── 宇宙に散った、生命の輝き。
天より降り注ぐ 陽の光 我々の機能を整える その光のなかには 解明されていない 物質が混ざっている なにより あれは我々の星 だったところなのかもしれない ── 昼の故郷、夜の故郷。
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