ヒトリゴ島

生きとし生ける、ひとりごと。

クピドの矢

ぼくは

意味もなく

人を見つめてしまう

癖があるようだ

 

自分では気づかないけど

しょっちゅう勘違い

されてるみたいだ

 

今日もやっぱり

見ていたらしく

微笑みの矢による攻撃を

胸のど真ん中に

喰らってしまった

 

ぼくにとっては

不意打ちだ

 

緑色の血液が

点字ブロックにしたたって

すれ違った攻撃主の

後を追うように流れて行った

 

ぼくも

後を追おうとしたが

今は傷を治すのが先決だ

 

駅に隣接する

献血ルームに入って

血液を分けてもらおう